【 創刊号】
《 胸な騒ぎ 》
お~おっ、あれはなんだ!
見事な看板だ。
“ チャンピオン交通
(株) ”
ここは、どこだ!
亀戸の福神橋の上よ。
あの会社だ、俺の行くとこ
ろは。
〚 吾輩 〛
“ 今日から、こちらの会社
に入ることに決めました。
よろしく、お 願いいたしま
す ”
〚 会社側 〛
まだ面接もしていないのに
、なに、(応募履歴書の山
を示し)、面接 待ちがこん
なに沢山いるのに、何だっ
て“ 会社に入ることに決め
ました ”とは。
2階から階段を・・・ことこ
と・・・と降りる老人(のち
に会長と知る)が、この場
を見極めている。
“ 誰かこいつの運転技量
を同乗して、見てこい ”
一人の先輩格が同乗し、
走行テストに行く。100
メートルも走らない内に、
先輩格は、会社に戻るよう
当方に言い、会社に戻る
と、
この先輩格は、
“ この人は、運転に関し
ては、問題ない ”と報告し
、吾輩の就労が、決まっ
た。
〚 俳諧人の始まり 〛
・・・そうだ、吾輩のこと
を、これから、「 俳諧人
」と称して、色々と見
聞きすることを、書き
綴っていこう。
〚 俳諧人の心底 〛 さあ~、町中の人々と、
お会いし、談話、談笑し
よう。
徘徊の目的は、次のこと
を見聞きすることである。
比例制選挙制度による国
会議員を選出する制度の
導入には、
① 一つには、
一部の執行部に、
衆愚化した多数の
人々の支配権ともい
える権限を容認する
組織体に変化する危
険をはらんでいる。
そして、
一部の執行部の支配
欲にかられた者が、
政党の組織を、専制
的に支配する事態が
考えられる。
② もう一つには、
政策上の論議を、
掘り下げていこう。
多数票を得た政党は
、少数票が持つであ
ろう政策について具
体的な、対応の議論
をして行かなけばな
らない。
しかし、具体的な政
策を示すこともなく
、なおざりにされる
危険がある。
具体的な政策の論議
が、必要であるが、
これらのこの議論も
なく、その機会さえ
も、国民は、失って
しまう危険がある。
吾輩は、こんな心底を背景
に、これから、町中を俳諧
し、多くの 人々と会話をし
、談笑していこう。
この頃、我がところに、
来訪する吾人がいた。
その吾人こそ、岡村俊明君
である。
この吾人と、幾度となく会
話し、談笑を重ねることが
、多くなった。
この頃の世相としては、
選挙制度の変革があった。
選挙制度の見直し、その
他、様々な議論である。
全国区参議院議員選出の選
挙制度として、この拘束名
簿式比例代表制を取り入れ
る、政治改革等である。
将来に、禍根を残す事態を
招く不安を話すも、また、
自民党に対局する政党とし
て『民主党』を立ち上げな
ければならないと話すも、
談笑は、弾み、日々の経つ
のを、忘れるほどであっ
た。
『昭57年7月4日』を
「民主党」設立の日とし、筆
書きの『のろし旗』を部屋
に掲げたりもした。
あれから40数年が、経ち
今日に至った。・・・・・・・・・。
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