特別寄稿

【 今を生きる人類の方々へ】

《一つの目から多くの目に語りかけるとすれば~》
本題 「新コロナウイルスについての考察」

 今人類は、歴史上最大の危機に直面しています。
人類は、地球の地殻変動、自然環境の変化から、多くの災害被害を
経験してきました。地殻変動(火山噴火、地震、風雨、津波等)から
起きる破壊的な被害や、自然環境の変化(温暖化、オゾン層等)から
生じる環境の異変或いは生態系の異変などがあります。
自然環境の変化からと思われる事象には、疫病の蔓延等もあり、生
命が危機にさらされたこともありました。
 人類は、その都度、これら幾多の多難な苦境を耐え忍び、被害を
被りながらも、生きる勇気と努力を積み重ねて今日に至ったのであ
る。
 これから記述することは、今日、人類史上最大の危機的課題に
なっている新コロナ菌の感染症(=疫病)について、実態を見聞き
する範囲で、予防と対策とを思考し考察する記述です。
 私達が、新コロナ菌の感染予防及び感染症対策並びに感染拡大
防止策にいて考えるには、先ず、感染の病原菌の(バクテリア、ウ
イルスを含む)の特徴、性質について、事例を参考に探り、究明
しなければなりません。
 ここで先に申し上げておきますが、私は、専門的につまり学術的
、学理的に感染菌の特徴、性質を究明し明示することはできません

それは私が、病理学の専門家ではないからです。
しかしながら、外部者ながら、感染患者の病状の経過状況を見
聞きし、観察することで、一定の判断基準を得ることは可能です。
このようにして得られた判断基準の範囲で、今の状況に求められ
る必要な最大限、最良の方策を考え、感染予防と感染対策、さら
には感染拡大防止策について考えていくことはできます。
 社会全般を見渡してみるに、現時点では、まだ必要かつ十分な考
察をするには、観察資料が十分ではありません。
従って、必要かつ十分な判断基準の成果を上げることは難しいと思
います。
しかし、目の前に起きる不幸な出来事に接し、涙を流す昨今には一
刻の猶予もありません。
私達は、今考えられる範囲内で、少しでも役に立つ判断基準を探し
、有効であろう道筋を進んでいかなければなりません。
なお、必要かつ十分な判断基準の研究成果は、専門家の後日の研
究に委ね、ここでは、外野的に見聞きする事象を参考資料として考
察し、感染予防と感染対策さらには感染拡大防止策につなげる道筋
を得ていきたいと思います。

Ⅰ 新コロナウイルスの感染につ
いて
 1. 感染の有無の確認とその医
療設備について

     病気の治療で最も重要な
ことは、先ず最初に、そ
の原因究明 です。
   私達は、日頃から病気に
ならないように気を配り
生活をしています。

怪我をしたり、はやり病に
かからないように生活習慣
を守り生きています。
この日常生活の行為こそ
が、怪我、病気に対する人
類が構築した遺産とも言う
べき予防策です。
異臭、異物を感じとり避け
たり、本能的に忌避行為を
すること等が、はやり病の
予防策であり感染防止策で
す。此れ等のことは、人の
五感から発する感染予防或
いは防止策の行為です。
   しかし、五感では感じ取
れないウイルス等について
は、医療分野の化学の研究
に頼るしか方法はありませ
ん。
ましてや感染力の強いウイ
ルス性の病原菌に対して
は、化学医療に頼る方法し
かありません。
複雑怪奇な感染力或いは病
状、そして生命すら落とし
かねない感染病に遭遇した
現実は、人びとにとって恐
怖そのものです。
私達は、様々な方法で感染
を防止しまた病状の治癒に
努め、生命を守っていかな
ければなりません。
   感染については、飛沫感染
の有り様を考え、経路を遮
断したり、飛沫が生じる状
態を避けたりしなければな
りません。
具体的には、マスクを使用
したり.或いは、密閉、密
集、密接を避けて、飛沫感
染の経路を断つ方法で感染
防止を図っていかなければ
なりません。
    次に、感染の有無につい
ては、体調異変(五感から感
調不良、異変或いは体温、
血圧の異変等)を感じたら医
療機関の診療を受けるべく
医師、医療機関等へ相談し
、必要な手段を講じていか
なければなりません。
    新コロナ菌の感染の有無
については、医療機関のP
CR検査を受けることです。
   ここで陰性、陽性の判定を
受けて具体的に感染したか
どうかを知ることになりま
す。
体調異変の原因究明です。
ここで、PCR検査の時期
は、メディア情報をみると
、不明瞭で、速やかに進行
している状況下にないよう
です。
   PCR検査の結果、陽性判定
となれば、感染したと見な
されます。
    しかし、感染(保ウイル
ス)した時期は、体調の異変
(気怠さ、無気力症状、微熱
の発生継続、味覚、嗅覚の
異常等の五感から生じる異
変或いは体温血圧の異変等
)を感じるようになる以前
ということになります。
   ここでは、この保ウイルス
(感染)の始まりである時期
を保ウイルス始期と呼び、
PCR検査が陽性と判定した
時期を感染判定時期と表現
します。
 
① 正常な時期
普段の生活=予防を含めた
日常の生活習慣を守る時期
です。

 ②   保ウイルス始期
   体調の異常等に気を配り、
その発見に努める時期です

まだ熱が平 熱より少ししか
高くなく、体調の異常もそ
れほど顕著でなく、
約1~2週間の経過観察期間
みたいな状態です。
   しかし体内では菌の増殖は
進み体質との対決が進んで
いる状態にあります。

 ③ 感染判定時期
保ウイルス始期からは一定
の期間経過があり、進行の
状況判断が難しい、緊迫し
た療養継続の時期です。体
内では、ウイルスと体質と
の対決が進み、高熱発生、
呼吸困難症状等の進行が具
体的化する時期です。

という流れの中で、感染と言う病
症は進むようです。その後は、

 ④ 高熱発生時期
 ⑤ 高熱継続時期
 ⑥ 呼吸困難時期
 ⑦ 死の時期
 或いは高熱が下がり
 ⑧ 療養継続時期
PCR検査が陰性へ戻れば、
好転つまり正常な体調に
戻る時期でもあります。
そして①の正常な時期に回復す
るといった流れの病症になるよ
うです。
   2.医療医薬品の研究開発また
は検討について
   この医薬品等の研究開発
は、新コロナウイルスが新
しく発見されたウイルスで
あるために特徴、性質の把
握、解明が医化学的に進ん
でいない現状にあり、未開
発の状況です。
   3.医師側と患者側の医療環境
について
   医療環境は、感染力の強い
病原ウイルスのため医療機
関内での感染も多く、また
患者の隔離診療の必要性が
求められることから、医療
従事者また診療機器、施設
が不足する状態(医療危機
等)にあります。
Ⅱ 感染拡大にかかる予防対策に
ついての課題

  社会全般では、感染経路の
遮断効果を期待すべく、不要
不急の外出自粛、学童学徒の
休校 休講、企業の自宅就労
または自宅待機を含めた休業
、更には会館施設の休館や各
イベントの中止等といった策
を取り、非常事態宣言という
事態にあります。個々におい
ては、マスクの使用を勧め、
さらなる飛沫感染防止策を講
じている状態です。
Ⅲ 社会の問題(経済の問題、
倫理の問題)についての課題

   経済については、個々の人
びと、さらに事業主への自粛
要請の波及的影響を受け、小
売り商業関連は、全面的に
失業状態と化し、倒産破産状
態に陥る危機的状況下に至っ
ています。
  そしてそれぞれの就労関係者
は、無収入状態になり生活困
窮に陥っています。
企業レベルの商 工業企業は
、生産材料の不足或いはグロ
ーバルな世界規模の流通経路
が途絶え失速目前の状況にさ
らされています。
社会経済が崩壊しかねない危
険があります。
   ここで、倫理の問題も考え
なければならない事態もある
かもしれません。
  それは、人類が或いは人びと
が、統治基盤(政治)、経済基
盤(生産と流通)、社会基盤(科
学、文化)の中で、共生共存
を守り合う社会観を共有する
類の生き物であるからです。
これらについて は、多岐他
面な分野に渡って考えたり、
講釈解釈をしなければならな
いことから、また各々の主義
主張の視野も考え理解を広げ
なければならないことから、
この本稿では、深追いをせず
この範囲に留め置きます。
Ⅳ 病症推移の観察、考察から病
症対策、感染予防対策につい
て展開できる推論

   ここに展開する視野は、角
度を変え、症状の変化、大気
の気温の変化に影響されたと
も考えられる加速的症状の変
化等を考察し、その結果から
医療対処方法として考えられ
る推論を展開してみます。
  1. 保ウイルス始期の症状は、
今年の1月~2月頃にどうで
あったか。

  (1) 大気の温度が10℃以下の
日が多くみられた時期
    ①   1月~2月において、保
ウイルス始期の1~14日
の間の病症について
は、急に高熱発熱等の
気配を出すようなこと
も少なく 、また、感染
者の数は増加傾向にあ
りましたが多くは報道
されません。

    ②   しかし、この間でも比
較的暖かい日が続くと
保ウイルス始期の感染
者の中には、数日後
(1日~7日)にも、気だ
るさ 、臭 気、または味
覚の異状など五感の低
下の症 状、または高熱
発生を生じた感染者の
報道を多くみるように
変わってきました。

  (2)  大気の温度が10℃以上
の日が多い3~4月頃の
状況
   ①  症状は、変化の速度を
速め、保ウイルス始期
の数日後(1日~7日)
には、通常の基礎体温
が加速的に急激に高く
なり高 熱(37℃~40
℃以上)が生じる患者
の報道を多く見聞きす
るようになりました。
      その中には、高熱と同
時に呼吸困難な症状を
生じる患者も多く見
聞きするようになり
にました。

   ②  この呼吸困難な症状は
、喉の痛みさらには
咳が激しくなり、人工
呼吸器を必要とするま
でに進行するようで
す。

   ③  呼吸困難な症状になる
と 、人工呼吸器等の
治療へと治療方法は変
わり、生命は、余談を
許さない危篤状態なる
ようです。

 2.大気の温度(外気の温度)
の差異に影響された症状の
違い『考察』

 (1)  新コロナウイルスは、イ
ンフルエンザウイルスに
非常に似た特長を持つウ
イルスであると同時に温
暖気候にも適応能力を持
    つウイルスの特長を示し
    ています。
それは、この新コロナウ
イルスの感染が始まった
時期及び地域が、冬の気
候風土の地域のみならず
アフリカ大陸、オースト
ラリア、インド等の地域
でも感染が広がっていた
ことから明瞭です。

 ( 2 )  つぎにPCR検査対象の判
断基準の推移を観ます。

    冬の気温気候の間は、保
ウイルス始期の間(1~
14日位)を目安に急な体
温上昇(高熱の発症)が
見られたら、感染有無の
PCR検査を受けることで
した。
    体調不良等そして体温37
.5度以上の日が4日続い
た場合、その内65才以上
の方は2日続いた場合、
そして65才未満の方は4日
続いた場合に新コロナウ
イルス感染のPCR検査を
受けていく内容でした。
そして、感染の有無(陽
性、陰性)を調べ、その
結果に基づいて医療機関
での所定の診療を受ける
という内容でした。
    これら感染有無について
の受診指針内容は、政府
指針として出されたもの
で、PCR検査受診の基準
であります。
今日に至っては、ただ高
熱、もしくは体調不調等
によってPCR検査受診と
変わって来ています。
     しかし、PCR検査受診
    対象者の増加にともない
    検査待ちの状態になって
    いる事態に変わっていま
    す。
     ここで注意したいこと
    は、これ等検査判断基準
    が性急化へと変化してい
    ることです。
     では何がこの変化の起
    因になっているかを考え
    る必要あります。
     この1月から4月にかけ
    て、気候が変わり、大気
    の温度は変わってきてい
    ます。また保ウイルス始
    期以後の症状は加速的に
    速くなりました。
この変化をもたらした原
    因は、何であるかを考え
    てみましょう。
     この取り巻く一連の中
    で変わったことと言えば
感染者が増加したり、そ
    して大気が暖かくなった
    等ということです。
    感染者の増加の原因は、
    気候が暖かく変わったこ
    とと関連したかのようで
    、またウイルスそのもの
    が暖かくなった気候から
    活性化し感染力が 強くな
    ったとも考えられます。   
    これまで通常は、インフ
    ルエンザウイルスは大気
    が暖かくなると活力は低
    下したものです。
    ウイルスにも活性する適
    温範囲が存在します。
    人間も活力みなぎる気温
    があるように、ウイルス
    にも活力みなぎる気温帯
    があります。
    魚も水温によって移動し
    自らの生命を守ろうと必
    死に泳ぎ活性出来る適温
    範囲を探しその環境下で
    生きる術を発揮し食を漁
    って生きていきます。  
    ウイルスも地球環境下で
    生命を宿した生命体で
    す。
他の生命体と同様に、
    ウイルスが活性する適温
    範囲があって当然でしょ
    う。

    このことが、最重要事項
の課題です。
     上記に見たように、大
気の温度が10℃以下の日
が多い間は、感染者の体
調変化は緩やかで、20℃
前後の日が多くなった時
期にさしかかると感染者
は、飛躍的に増加し、ま
た感染者の症状は、加速
的に悪化し進行する傾向
を知ることが出来ます。
    この新コロナウイルスに
も、大気にさらされた場
合、活性化する適温範囲
があると考えられます。
    ウイルスが活性化しやす
い適温を考察すること
    は、このウイルスの特長
    性質を知ることを意味し
    ています。
    よってここに、新コロナ
ウイルスの特長性質を把
握したと考えられます。
    それは、大気の中でウイ
ルスそのものが活性化し
やすい適温範囲があると
いうことです。
     余談になりますが、こ
の3~4月の感染者の増加
は、加速的になり、多く
の療養施設または高熱患
者の診療施設が求められ
るなかで、十分な診療体
制になく、医療体制の崩
壊の危機を生もうとし て
います。
ここで一言コメントし
    ておきます。
    病気は、病原の究明調査
    から始まり、その医療は
    、その原因を除去するこ
    とです。病気の可能性を
    示す症状があるときは、
    速やかに病原の究明調査
    にあたる必要がありま
    す。
    にもかかわらず、報道か
    ら知る世間は、やれ人手
    不足だ、設備が不十分
    だ、
    検査材料が不足だ、先の
    医療機関或いは施設がな
    いなど言って原因究明検
    査の窓口を制限するよう
    な医療体制を敷いている
    ような有り様です。
    医療制度を自負する社会
    とは言い難いところで
    す。
    これは、誤りであり、正
    さなければなりません。
    病原の究明調査に制限を
    加える言動は、病気を治
    すという前提条件をない
    がしろにし、人間の生命
    を軽んじる行為です。
    速やかにこの暴言、暴挙
    な政治、社会は、正して
    いかなければなりませ
    ん。
    人びとは、平等な権利が
    守られています。共生共
    存を根本とし生きていま
    す。
    人手不足であれば、養成
    することで解決出来ま
    す。
    設備は、方法と手段で解
    決できます。不足であれ
    ば、作ることです。
    検査材料、機材、設備、
    施設等も同じ方法と手段
    で解決できます。
    不安感はご無用です。
    以上余談でした。
     ここでまた、病原ウイ
    ルスの特徴、性質に戻し
    ます。
    先に示したように、気候
    が暖かくなったことは、
    ウイルスの特長性質を示
    す要因となっていると考
    えらられます。
    多くの生命体は、暖かく
    なれば活動的になり活発
    化します。
    この新コロナウイルスは
    、先に述べたとおり寒い
    地域のみならず温暖な地
    域でも同時に感染を続け
    ていました。
    暖かい地域で早くから多
    くの感染者を見聞きして
    いました。
    感染者数の増加傾向の報
    道に目を奪われ、不可解
    な事象だなあと思いつつ
    も気にしていませんでし
    た。
    しかし、感染地域の違い
    にも、ウイルスの特長性
    質を示す要因があること
    を知ることが出来ます。
    比較的寒い地域も、暖か
    い地域も同時に感染が広
    まっている事象に注意し
    なければならないことで
    す。
     つまり、新コロナウイ
    ルスは寒暖に関係なく感
    染しているということで
    す。
    そしてまた、暖かくなる
    につれPCR検査受診判断
    基準が少しずつ変わった
    り、保ウイルス始期、感
    染判断時期の感染者の症
    状の進行に変化が生じて
    いることです。
    具体的に言えば各期間が
    短くなっていることです。
     さらに感染判断時期を
    過ぎると、高熱発生時期
    に移行し、突然的速さで
    高熱発生時期へと病症が
    悪化し、肺炎性機能疾患
    内容の報道を多く見聞き
    します。
    体内に既存の病気を持つ
    人には、さらに患部が悪
    化する内容の報道があり
    ました。
    体内に炎症性の患部を持
    つ人には、その患部の症
    状悪化、中には、血行不
    良化からか皮膚炎症、血
    行不順から脳の疾患(脳
    梗塞、脳の指令を受ける
    五感の機能障害つまり臭
    気不感、味覚障害等)と
    い った症状の報道が多く
    ありました。
     このように、感染は、
    寒暖に関係なく進行して
    いること。
    寒かった地域では、暖か
    くなるにつれ感染が拡大
    したりまた症状の進行を
    速めたりしていること。
    これらのことは、大気の
    温度 が、ウイルスの状
    態に関係していることを
    示しています。
    暖かくなれば、細菌が活
    性化し、患部悪化の原因
    となっていることを示し
    ています。
     つまり、寒暖は、新コ
    ロナウイルスの一つの特
    長性質を示していると考
    えられます。
    暖かくなるにつれ、感染
    は拡大し、感染症状は、
    高熱発生時期、高熱継続
    時期そして呼吸が困難な
    症状へ進む時間を速め、
    患部に程度の差はあるも
    のの症状の悪化を速めて
    いるようです。
    大気の温度も、感染発症
    、感染症状の進行に関係
    すると考えられます。
    このことが、新コロナウ
    イルスの特徴性質といえ
    ます。

(3)  新コロナウイルスとイン
    フルエンザウイルスとの
    違いに考察を進め てみま
    す。
     
     これまでのインフルエ
    ンザウイルスは、毎年冬
    に訪れ春先に去って行く
    渡り鳥の如き感染性ウイ
    ルスでした。
    人類は、感染性ウイルス
    に対して、幾多の医化学
    研究者の方々の研究努力
    の甲斐あって、ワクチン
    等を開発し、また新しい
    医薬品等を開発し、戦い
    勝ち抜いてきました。
      しかし、新コロナウイ
    ルスに対しては、今のと
    ころ歯が立ちません。
    このウイルスに対して
    は、ワクチン等もなくま
    た感染者を救うべく医薬
    品等の処方医療もありま
    せん。

     ここから角度を変え起源
    的思考をしてみます。
    ウイルスも生命体です。
    そして人類も同じ地球上の
    生命体です。
人類は、生命体として存続
    続けるためにこの挑戦を受
    けていかなければなりませ
    ん。
    そして勝利していかなけれ
    ばなりません。
     これまで人類は、この地
    球上のあらゆる生命体につ
    いて研究し考察してきまし
た。
    地球上には、まだまだ人類
の知らない未知の生命体が
    多くあるでしょう。
     しかし、今人類は、新コ
    ロナ菌という未知の生命体
    から生命存続の可否を問う
    べく挑戦を受けています。
    それも準備期間の猶予もな
    く今日に至っています。
    
     これから現在の私たち人
    類について考えます。
    私たち人類は、何者である
    だろうか。
    人類の起源的人類として比
    較されるネアンデルタール
    人類と現在のホモサピエン
ス人類のとの対比に重要な
    ことがあります。
    ネアンデルタール人類は、
    個々においては強い体力を
    持ち狩猟に長 け生きる力
    を持っていた人類と聞き
    知っています。
    一方ホモサピエンス人類は
   、個々においてはネアンデ
    ルタール人類に劣る体力
    であったけれども、とも
    に協力し合い共存、共生
    の道を選び生命体の存続
    を可能にした人類と聞き
    知っています。
    さらには狩猟の共同体
    化、農耕共同体社会の構
    築等といった、生命体存
    続の鍵を握る人類として
    現在に至っていること聞
    き知っています。
    現在このホモサピエンス
    人類が、数十万年、数千
    年かけて存続してきた生
    命体を危うくし、そして
    構築した共存、共生社会
    の資産を失いかけていま
    す。
   
    ここから本題です。
   ウイルスという生命体は、
   別の角度から観れば単細胞
   的生物類です。
   我々人類は、多機能を備え
   た能力を持つ生命体です。
   地球上で生命を維持する要
   因としてあげられるもの
   は、大気、水、そして地球
   を形成している物質の質量
   体です。
   各種生命体は、大気と水で
   生きています。各種生命体
   は、地球環境の範囲の中で
   生きていきます。
   各種生命体に与えられてい
   るものは、窒素、酸素、水
   素そして温度(気候風土の
   大気の温度)です。
   この中で窒素、酸素、水素
   を求め、地球上の各種生命
   体は戦い、勝利者は,相手
   を獲物として食して生きて
   いきます。
   今、人類は、窒素、酸素、
   水素(これ等の物質から医
   療医薬品等の開発がおこな
   われる。)を元手にしてこ
   の正体不明な感染ウイルス
   つまり新コロナウイルスと
   戦っていかなければなりま
   せん。
    しかし現時点では、新コ
   ロナ菌の特徴性質を把握
   し、
   医薬品等を研究開発する時
   間が少なく勝つのは難しい
   でしょう。
    そこで先ず、早急に戦い
   の準備をして、新コロナウ
   イルスに勝利するには、
   先に述べた地球の環境(大
   気の温度)、人類の起源さ
   らに歴史を含めて考えなけ
   ればならないでしょう。
    まず,この新コロナウイ
   ルスについて、過去、人類
   が戦って勝ったウイルスに
   最も近い性質、特徴を持っ
   た菌は、何であるか、また
   どの点で違う特徴、性質を
   示しているかを考えなけれ
   ばなりません。
   新コロナウイルスは、過去
   のインフルエンザウイルス
   にこよなく近い性質の菌で
   あることは明らかになって
   います。
   症状的には風邪、肺炎の症
   状が類似性を示していると
   考えられす。
   報道の中で注目したいこと
   があります。それは、特徴
   、性質を示す遺伝子数の違
   いです。
   新型コロナウイルスは、
   これまでのインフルエンザ
   ウイルスの遺伝子数を100
   個とし、96個の遺伝子数は
   同じで、新コロナウイルス
   には、相違する遺伝子数が
   4個あるという研究報告を
   報道で見聞きしました。  
   この遺伝子数の違いから特
   徴、性質の違いを考察して
   みます。
   この96個の遺伝子数から生
   じていると思われる特徴、
   性質は、これまでのインフ
   ルエンザウイルスと類似し
   た感染の仕方、症状から理
   解出来ます。
   相違する4個の遺伝子の違
   いから生じる特徴、性質に
   ついては、言及は無く、考
   察、実験資料も明らかにさ
   れることなく今に至ってい
   ます。
    ここで視点を変えて、そ
   の遺伝子数のうち、100分
   の96の割合が、これまでの
   インフルエンザウイルスと
   の類似性を示すと考え、
   100分の4の割合が相違する
   特長性質を示していると考
   えたらどうでしょう。
   保ウイルス始期の感染者の
   症状として、これまでのイ
   ンフルエンザ或いは風邪症
   状と変わらない診断または
   軽微な肺炎と診断をされて
   きたことを多く聞き知って
   います。このことは、新コ
   ロナウイルスは、インフル
   エンザウイルスの特徴、性
   質と類を同じくしていると
   いえます。
   これまでのインフルエンザ
   ウイルスは、気候の温暖化
   に従い、飛散拡大の感染力
   は弱まるものでした。
   しかし新コロナウイルスは
   、温暖気候の風土でも感染
   力が弱まることなく感染し
   ていました。
   このことは明らかにインフ
   ルエンザウイルスと違う特
   徴、性質を示しています。
   先に述べた「PCR検査基準
   の変化」に考察した気候の
   変化つまり温暖傾向にも順
   応してウイルスとしての活
   動力があるということを重
   視しておかなけりばなりま
   せん。
   これまでのインフルエンザ
   ウイルスと違った特徴、性
   質が、ここに示されていま
   す。
   つまり、ある程度の気温の
   変化に対応して存在できる
   生命体であることです。
   このことから、新コロナウ
   イルスは、新しい特徴、性
   質として、寒気だけでなく
   、温暖気候にも適応能力を
   持ったウイルスであると考
   察できます。
   〔注意書き ここで注意し
    たいことは昨年(2019年)
    の夏頃(7~8月頃)イン
    フルエンザが東京都内で
一時的に流行し驚いたこ
    とがありました。この現
象は何だっ たのか不明で
    す。〕
  
     ここから本題結論の考察
    を論じてみます。
    新コロナウイルスの新し
    い特徴、性質として、上
    記のような気温の変化に
    もある程度対応するとい
    う考察をしてきましたが
    、以下に、結論としての
    推論を展開してみます。

 ここで先ずは、新コロナウイルスとの戦争というそして人類が危機に直面しているという状況下であることから、これまで研究開発に尽力された先生方に対して、研究成果を参考にし援用することをここに陳謝し謝意を申し上げておきます。
結論推論には欠かせない、応用し、援用することが必要で可能な研究成果があるからです。

 本題の結論推論を展開します。
新コロナウイルスは、従来型のインフルエンザウイルス同様、肺機能等に機能障害を起こさせる特徴、性質を持つウイルスであり、かつ大気の気温にも程度の差はあれ適応能力がある特徴、性質を持つ細菌と考えられます。
これまでのインフルエンザウイルスと遺伝子に幾つか違いがあるようです。
 この遺伝子数で、インフルエンザウイルスと同じくする多くの遺伝子数は、インフルエンザウイルスと同類の特徴、性質を示していると推察されます。
 そして、幾つか違う数個の遺伝子数は、違った特徴、性質を示しているようです。
それは、大気の気温にもある程度の適応能力を示すことから考察出来ます。
 これまでのインフルエンザウイルスの特徴、性質に加え、ある程度の大気の寒暖の気温にも適応能力を示す特徴、性質を持ったウイルスと考えられます。
 新コロナウイルスの特徴、性質として、この特徴、性質を示すウイルスと理解しさらに考察を進めます。
 新コロナウイルスは、その多くの遺伝子からこれまでのインフルエンザウイルスの特徴、性質を示し、加えて、数少ない遺伝子数から大気の寒暖の気温の高低にも耐えうる生命体へと変化した生命体と考えられます。
 このことは、この新コロナウイルスが、その生命体の生命を数少ない遺伝子に委ねているとも考察出来ることを示しています。
 しかして、新コロナウイルスは、数少ない遺伝子に委ねられた生命体のウイルスであると考えれば、そして、のことに対策を講ずれば、このウイルスの生命を閉ざすことが可能になります。
 それは、ウイルスという生命体がもともと単細胞生物類の生命体であるからです。
特徴、性質に現れた現象を示せなくすることによって、新コロナウイルスは破壊され若しくは消滅してしまいます。
これが、遺伝子数の一部分から示される特徴、性質であっても、その特徴、性質を抑制し、また抑えられれば、生命体としての機能は失われ、単細胞生物類の生命体は生命の存在を失い、破壊され、消滅戻善の減少となります。
 ここでは、細胞分裂の可能性を秘めていますが、細胞の核の問題であり専門家の方々の分野として、後世に委ねたいと思います。
 以上、ウイルスの特徴、性質を現す現象で、遺伝子の数の割合から特徴、性質を仕分けし、対策を講じ、ウイルスを活性化させない方法で、ウイルスの活動は範囲を奪い、生命体としての動きを抑え、ついには、単細胞生物としての機能を失い消滅させるという考察推論です。
 以上の考察から見えてくる、新コロナウイルスとの戦争に勝利する策を提案し、本題の「新コロナウイルスについての考察」の結論推論とし記述を終わらせてもらいます。


〔対策としての考察推論からの提言〕

地球上の生命体は、単細胞生命体が、窒素化合物から展開したたんぱく質を新たな形成要素として複合形成された生き物です。
我々人類もその一つの生命体です。反転して考えれば人間は、生きるための自然的行為の性向、動向の特徴、性質として、単細胞生物の性向、動向と類似した特徴、性質を現すでしょう。
人間は生きる環境、術の一角を失えば、思考の脳の働きがなければ、生命を失うでしょう。
このことが、考察推考の思考としての結論事由です。
私たち人類は、この新コロナウイルスの新しい特徴、性質を抑制し消滅させることによって、このウイルスとの戦争に勝利することが分かります。
新コロナウイルスに感染すること、つまり、私たちの体内に歓迎しな闖入者が侵入した場合、これまでの多くの諸先輩方の研究成果または遺産を当面の間、援用活用することで、新コロナウイルスと対決し勝利へ道筋を得ましょう。

《 談講 》
ひらたく俗語的に言えば、身体の一角が破壊されて全体の姿、形を失くすということです。ウイルスの死滅です。
全体像でみれば、少数派の遺伝子が破壊され、同時に多数派の遺伝子もろとも壊れ、全体像が失われ、存在が無くなったということです。
単細胞生物類なるが故の事象です。驚くことではありません。



埼玉にて

2020.05.08AM01:00   執筆完了     皆川滝雄著
                








今生きる人びとよ!!!
これまで研究開発をされた先生方よ!!!
これから生きて希望を叶えたい全人類の方々よ!!!
感謝と願いを込めて、共存共生して生きよう!!!

(注釈)
現在!!!
過去!!!
未来!!!
結論!!!


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“特別寄稿” への1件のコメント

  1. Minagawa Takioのアバター

    なかなかの論文です。

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